
朝鮮後期と現代の民画をポップアートの視点で紹介

大阪韓国文化院 ミリネギャラリーで、「民画、朝鮮のポップアート」展が2026年6月11日(木)から8月8日(土)まで開かれる。朝鮮後期の伝統民画20点と現代民画の代表作家20人による作品を通して、民画が持つ大衆性や大胆さ、ユーモアをポップアートの視点から紹介する。
本展は、韓国の美術界で長年続いてきた「民画の飛翔」シリーズのうち、「民画、朝鮮のポップアート」を海外展示に合わせて新たに組み直したもの。大衆性と象徴性が際立つ作品を中心に、伝統と現代の二つの空間から民画の表現をたどる。
冊架図や鵲虎図など伝統民画20点

伝統民画の空間には、韓国民画ミュージアム所蔵作品から20点が並ぶ。本棚や文房具を描く「冊架図(チェッカド)」、カササギと虎を描いた「鵲虎図(チャコド)」、「怪石牡丹図(ケソクモランド)」など、代表的な画題を取り上げる。
親しみやすいイメージによって、一部の特権層の専有物だったものを大衆の身近な存在へと引き寄せた表現にも焦点を当てる。朝鮮後期の民画と現代美術のポップアートを重ね、大衆性や象徴性のつながりを見せる内容だ。
現代作家20人が受け継ぐ民画の表現

現代民画の空間では、代表作家20人の作品を展示する。強い色彩や繰り返されるイメージに、現代的な色彩感覚やウィットを重ね、伝統的な図像が現在の作品へどのように受け継がれているかを紹介する。
伝統民画20点と現代作家20人の作品を同じ展覧会で取り上げることで、朝鮮後期から現代へ続く民画の変化を一つのテーマの中で見ることができる。
民画の図像を生かしたグッズも展示

会場入口には、朝鮮民画博物館と韓国民画ミュージアムの公式アートショップ「ユルアート(Yul Art)」が開発した民画グッズも展示される。民画に登場する象徴や図像をキャラクターやアートグッズへ置き換えた例から、現在の民画の広がりにも触れる。
「民画、朝鮮のポップアート」展は、「ツーリング・Kアーツ(Touring K-Arts)」の一環として大阪と東京で開かれる。大阪会場では、朝鮮後期の作品と現代民画を通して、時代をまたいで変化する民画の表現を紹介する。
開催概要
イベント名:「民画、朝鮮のポップアート」展
日程:2026年6月11日(木)〜8月8日(土)
時間:10:00〜18:00
会場:大阪韓国文化院 ミリネギャラリー
入場料:-
主催:駐大阪韓国文化院・朝鮮民画博物館・韓国民画ミュージアム
公式サイト:https://k-culture.jp/info_news_view.php?page=1&number=3361







